雨でも楽しい! 実りの集いサマースクール開催

梅雨明けの待ち遠しい関東地方ですが、7月13日~15日に、偉光郷で実りの集いサマースクールが行われました。小、中学生が親と一緒に参加し、ゲームや共同作業を楽しむこの課外教室。ことしも多くの家族連れが訪れ、雨雲を吹き飛ばす元気な歓声が、偉光郷に響きました。

 

協調性、思いやり…、一年一年確実に心が育まれて

初めて会った子供同士が、短時間で自然と仲良くなれるのも、課外教室の魅力の一つ。「同じチームになった中学生のお兄ちゃんが、優しくて、大好き」と、小学生がじゃれつく姿もありました。年上の子供たちは、率先して下の子たちの面倒を見て、リーダーシップを発揮する、頼もしい存在です。みんなでチャレンジした大縄飛びでは、「誰が引っ掛かったんだよ」と言う小学生低学年の子を、「そんなこと言わないで。みんなで飛ぶんだろ」とたしなめる場面も。そのひと言に、みんなも素直にうなずいて、力を合わせる姿が輝いていました。前年、前々年に比べて、人の話をよく聞けるようになったり、物事を我慢できなかった子が順番を待てたり、人に譲れたり、それぞれの心に確実に協調性や思いやりが育まれ、大きな成長を遂げています。

 

子供にとって教えの実践の場。「来年も参加!」と心に決めて

「普段から実りの集いで学んでいるからこそ、初めて会う子とも楽しく過ごせる貴重な経験をさせてもらえます。サマースクールは、子供たちにとって、教えの実践の場なのかなと感じます」「年を重ねるうちに立場が変わり、面倒を見てもらう側から見てあげる方になりました。お友達も増え、毎年参加することに意味があると思いました」親御さんの手応えも十分なサマースクール。子供たちも「ことしも、すごく楽しかった」「みんなで食べたカレーがめちゃめちゃおいしかった」「また来年も参加します」と、弾ける笑顔で帰路に就きました。

 

課外教室は、来年、春と夏に行う予定です。それまでは、「実りの集い」で心を磨いていきましょう。小、中学生の今だからこそ培っておきたい心、人格が養える「実りの集い」。親子で楽しく学びながら、人生の土台をしっかり築いてください。