教主の海外行事で喜びの輪は世界へ

8月11日、カナダのバンクーバーで、教主担当の行事が行われました。
職員の海外への出張が始まって10年、教主担当の行事が行われるようになって5年。学びの積み重ねの成果は大きく、神総本部から遠く離れた海外で暮らす人々の心には、年々教えを生かそうとする思いが強く、深く根付きだしています。

 

「この地で教えで生きる」強い決意

公共の図書館(Vancouver Public Library)の大会議室をお借りして開催した行事には、外国籍の伴侶や子供を伴っている人も大勢訪れ、会場には例年以上の熱意があふれました。神示をひもとく勉強会、家族の心を清めて調和を願う神光生清の儀、どちらの行事も参加者全員が真剣に臨んだひととき。勉強会の雰囲気は、日本国内の地方会場で行うものと何ら変わりはなく、「この地で、教えで生きていくんだ!」という熱い思いが膨らみました。
併せて、信者でない家族のために、英語版「神示教会のご案内」の視聴も。誰もが食い入るように画面を見詰め、ビデオが終わると、「わー」という歓声と拍手が湧き起こりました。神示教会がどのようなところなのか、一人一人の心に正しく、確実に伝わった一幕でした。

 

行事の前日には、教会を支えたいと手を上げてくださった人たちが集まり、協力者の集いを実施しました。年月を重ねる中で、「自分たちにできることがあったなら、何でもさせてほしい」という思いを深めてきた人々。神と生きる喜びを胸に、「まずは自分自身が教えの実践者のリーダーに!」と、日々の暮らしに教えを生かす決意を新たにしました。

 

国も文化も越える神の教え

供丸光先生は、カナダの行事を終えて、このようにお話しくださいました。「皆さんの、神示教会への宗教観が取れてきたと感じました。特に若い人は、自分の願いがかなうことを求める傾向が強かったけれど、神の教えを学んで自分を磨いていきたいという意識が高まってきていると思います。教会の本当の価値が、若い人たちに伝わったと感じます」「今回の勉強会に向けて表された神示は、国や宗教を越え、どんな環境で生まれ育った人も納得できてしまう、そのような神示であると思いました。グローバルな視点を意識してお伝えしましたが、国の成り立ちや環境が違っても、人間としてあるべき心の姿は共通であることが鮮明になった感じがします」

 

海外の拠点づくりを目指して

喜びの輪が、国際的にますます大きく広がっていく手応えを得た、意義深い行事。今後、海外の拠点づくりに向けても、一層のステップアップを図っていけることでしょう。