青少年の有志が福祉施設に

神示教会では、青少年が豊かな心を育む一環として、人の役に立つ活動を行うユースプロジェクトを実施しています。各地で公道のごみ拾い、神の館の近くにある駅の清掃、福祉施設への訪問などに取り組んでいます。今回は、日頃、神総本部で学んでいる、小学生から社会人までの若人が集まり、重度心身障害者児童が利用する福祉施設を訪ねました。

 

真心こもる歌声で、会場が一つに

「生きる喜び、元気を届けたい」そんな思いで選曲し、練習してきた歌を披露。体が不自由な方も、指でリズムを取ったり、目をパチパチさせたり、若人たちの奏でるハーモニーを楽しんでいました。歌い終わると、会場に響き渡るような「ありがとうございました!」の声が。一曲一曲に込めたみんなの思いは、それぞれの心に伝わったことでしょう。

 

どんな場面でも相手のために動ける存在感

子供たちが進んで利用者の元へ駆け寄り、腰をかがめながら、目を見詰めて、「楽しかったですか?」「最後まで聴いてくださって、ありがとうございました」と声を掛ける場面も。ストレッチャーや車いすに乗った方々が退室する際には、「楽しい気持ちで帰ってもらいたい」という若人の提案で、もう一度、合唱しました。生き生きとした歌声をBGMに、うれしそうに会場を後にする方々。最後まで「どうしたら喜んでいただけるのだろうか」と相手の立場になって考え、行動する若人たちの姿は輝いていました。

 

「全身を使ってお礼の気持ちを伝えてくれた姿に、勇気づけられました」終了後、若人たちは喜びいっぱい。また、「私たちには神の教えがあるから、時に失敗しても、常に仲間内でカバーしようという空気感があります。だからこそ、味わえた感動だったと思います」と、仲間への感謝を口にする若人も。一人一人が「もっと人を思いやる心を深め、できることで役に立ちたい」という気持ちを強くしていました。

 

関係者の方からも、「また、すぐにでも来てほしいです!」と言っていただいた今回の訪問。光寿信者参拝時には、10月6日、神総本部で、「ユースプロジェクト発表会音楽祭」も開催されます。若人たちの真心こもる音楽をお楽しみに!