教師の集いを開催 真理が光る教育を目指して

「教師としての生き方を高めよう」と、8月15日に神総本部で開催した教師の集い。小学校、中学校、高校で教壇に立つ人たちが集まり、現場で感じている課題や、真理を基とした教育のありようなどを共有しました。

 

生徒のために精いっぱい!

昨今の教育現場は、不登校やいじめなど数々の問題を抱えています。「心が荒れている子供たち。原因は家庭にあると分かっても、どう関わっていけばいいのか」「特別支援学級を担当しているが、支援が必要な子がどんどん増えている…」教師の立場では手を出せないこともあり、心に葛藤があっても、「何とか生徒たちの力になりたい」という思いは全員同じ。「どうしたら、その子らしく輝けるのか」「それぞれが自信を持てるように」と、できる限りの熱意と方法で一人一人を見詰めています。

 

生徒と向き合う心を新たに

「自己肯定感の低い子が多いので、自分を好きでいる大切さを伝え、私自身も事有るごとに生徒たちを褒めている」「どう家族を巻き込むか。家庭に介入はできなくても、少しでも良い薫りを伝えられるように心掛けている」「教えを学び、自分に足りなかったのはこれだと気付いたことを祈願。それを繰り返しながら子供たちと触れ合う中で、一度は崩壊した学級が元に戻り、クラスメートと仲良くなって学年末を迎えられた。いろいろな問題に直面しても、『乗り越えられないことはない!』と実感している」それぞれの発表に共感したり、勇気をもらったり。各人が生徒と向き合う気持ちを新たにしました。

 

次回は10月に、神総本部で行う予定です。日頃教えを軸に生きている教師それぞれの考えを共有し合っていくところに、教育現場でもっと真理を生かした触れ合いができるはず。同時に、神示教会で行っている青少年教育ももっと高めていくことができ、相互の発展を望めることでしょう。